アートな空家?

近年、空家の増加が問題化しています。
私ら工務店には、かなり影響のある話であります。

「新築せずに中古を買ってリフォームしたら安くすむだろ~」

と安易に考えるのはちょっと待ってください。

「中古住宅で間取りと内装をキレイにしてとにかく住めればいい」

と割り切って考えるならば、それでいいかもしれません。

確かに見た目はキレイだけれども、その中身は実はけっこう痛んでいた・・・

骨組み、屋根、基礎などの状態が悪ければ意味がないと思います。

断熱に関しても、30年前と今では、その性能も基準もかなり違います。

耐震、断熱、間取り、内装、といったように全体で考えると、

リフォーム(近頃ではリノベーションになるでしょうか)でもけっこうな金額になる場合もあります。

そういったことも踏まえて、新築かリフォームかを検討することも必要です。





これは町中で見かけた空家です。
何年放置されるとここまでなるのか
正面から見ていると、なんとなく芸術的な印象すら受けます(笑)

でも昨年、この家の近所のお宅で仕事をさせていただき
上から見る機会があったのですが、
屋根にかなりの痛みが見えました。

ほっておけばいつかは倒壊する危険もあります。
空家はそういう面でも問題ですね。

様々な要因で空家になっているので一概に、これがいいという正解はないかもしれません。
もちろん国家にも対策を考えてもらわなければいけないし

我々工務店や不動産屋なども、考えることはたくさんあると思っています。

解体する、再利用する、その可能性は様々です。

もし、地域でどうしようもない空家があって
そこに新築も検討する人たちがいた場合、
国なり県なり市が、解体費くらい全額補助してくれたらいいのになぁと思ったりします。

安心して住める家があれば、人口増加の一助になるんじゃないかなぁ…



同じ家なのに、
人が住まなくなると、なんとなく魂が抜けたように感じます。



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