夏の日射を防ぐ

M様邸も順調に進んでいます。


M様邸は南側が建物がなく、日当たりは良好です。
以前からある、もみじやソテツの植栽がほどよく視線を遮ってくれます。



夏の日射は、サッカーで言うならエースストライカー、今ならネイマールでしょうか
かなり強い日差しで窓からどんどん侵入してきます。
夏に室温を上げないようにするにはその日射を遮りたいところです。
M様邸の場合は、バルコニーを出し、夏の日射を遮っています。
日射が窓に当たっていないのがわかります（＾＾）
夏は太陽高度が高いので、これで十分防げます。
そして逆に冬は暖かい太陽の日差しを取り入れてあげるのがよいのです。
冬は太陽高度が低いので、バルコニーがあっても日差しが部屋に届きます。

日本の家というのは元来、軒が深くでて、夏の日差しを遮っています。
深い軒は外壁に当たる雨も防ぐので家の劣化対策としても有効であったのです。

昔の住宅にあった仕組みは、省エネに高い意識を持つ今こそ、見直すべきだと思います。



無垢の床材の施工も進んでいます



小屋裏を使った、お父さんの書斎（篭り部屋）もできてきました（笑）
陰影がいいですね。