仁義なき夏の戦い

ここ近年、夏になると彼らがきます。



カブトムシ。

小学生の頃は夢中になって早朝や夕方に近くの山へ探しにいったり

本で見た(当時はネットなんてない)樹液もどきを作っては木に塗って朝早く

わくわくどきどきしながら探しにいったもんです。

親になって、息子が幼稚園も高学年になってくると

やっぱりカブトムシに興味が出てくるようで

一度、キャンプ中に採ってからは毎年のように夏はカブトムシがいるようになりました。

一昨年は、オスメスから卵が産まれ、去年はそれが成長し

土の中から、ムクムクと出てくる様子を見ることができました。

去年はうまく繁殖せず、幼虫で死なせてしまいました。

今年は、親戚の方がわけてくれました。

それが写真のカブトムシです。

エサは2か所にわけて置いているのに、なぜか争う二匹。

そしてどうやら見ていると、いつも勝つほうは決まっているようだ。

こうして虫の世界も勝者と敗者がある。

カゴの中に飼われて、彼らが幸せなのかと考えてしまうと

申し訳ない気持ちになってくるというわけでもないですが

しっかりと世話するようにしています。


そしてこの時期はこんな姿もたまに見ます。



セミの羽化です。

セミは7年地中にいて、地上に出て1週間の命と言われますよね。

地中で成長しても、

様々条件で、羽化できない場合も多いそうです。

なのでセミの抜け殻は幸運の印とも言われるそうです。

このセミも途中で地面に落ちたようだったので、そっと木に乗せてやると



持ち直したようで、色がだんだんと成虫っぽくなっていました。

夏はたくさんの虫達を見るのが楽しみです。


 
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