建物の大きさは土地で決まる?

土地についての3回目。

今回は面積についてです。

家を建てようと計画を始めて、
土地について調べていると、目にするのが

「建ぺい率」と「容積率」という言葉です。

あまり馴染みない言葉なので、なんのこっちゃという感じですね。

何を隠そう私も仕事を始めたころ、どっちがどっちか迷うことが多かったです(笑)


実は、土地に建てられる建物の大きさは
その土地ごとに定められた、この建ぺい率や容積率によって決まります。


●「建ぺい率」とは

  敷地面積に対する、「建築面積」の割合のこと。
  敷地をどれだけの建物で覆っていいかを示します。
  階数は関係なく、基本的には一階の面積が対象です。(庇等で変わる場合もあり)

●「容積率」とは
  
  敷地面積に対する「建築面積」の割合のこと。
  敷地内にどれだけの延べ床面積の建物を建てられるかを示すもの。
  階数全部の面積が対象です。


※宮城住宅センター様より画像お借りしました。


ここ小浜ですと、多いのが
「建ぺい率 60%」 「容積率 200%」くらいが多いですね。

上の画像のように単純に計算すると

200㎡(約60坪)の土地で建蔽率が50%だと、100㎡(約30坪)まで建築可能です。

同じ条件で容積率が100%だと200㎡(約60坪)が建築可能です。


上の画像でわかるとおり、その性質上、建ぺい率のほうが少ないです。
土地情報などを調べている時に、これが逆になっていたら、一度確認したほうがいいです。


ビルとかお店はけっこう敷地いっぱいじゃないの?と思うかもしれません
それはその通りで、この面積は住宅用の地域より商業用の地域のほうがそのように設定されているのです。

小浜で住宅を建てる場合は
それなりに敷地に大きさもあるので、建ぺい率や容積率をシビアに考えることは少ないです。
これが商業用のビル建設なんかになると、すごくシビアになるらしいです。


~まとめ~

小浜で新築の場合は、あまり気にしないかもしれませんが、

とにかく、敷地いっぱいいっぱいには建物は建てられないってことなので

自分達が暮らしたい家の大きさを考えて

土地の大きさも選ばなければいけないということです。


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