未晒し蜜ロウワックスを塗ってみた

弊社はできるだけ自然素材を使った家造りを心がけています。

今回は床や家具に塗るワックスの試し塗りをしてみました。

以前から知っていて、いつか使いたいと思っていた

「未晒し蜜ロウワックス」。



その原材料は　蜜ロウ　と　荏ゴマ油　だけというもの。

こちらのワックスの蜜ロウは
国内の養蜂家がハチミツ採集後にムダ巣を集めたもの

そして荏ゴマ油は
厳選したエゴマの種子を絞った一番搾りの油を使用したものです。

手作りにこだわった極力シンプルなワックスです。

重金属、溶剤、仕上げを早める乾燥剤などが入っておらず
木の質感と素材の良さを引き出す塗装
そして撥水効果が長持ち！（1～2年に1度のメンテとあります）

次の現場から使ってみようかなぁと思ってサンプル取り寄せたところに
タイミング良く、いつも仕事してもらってる塗装屋さんが持ってきてくれました(笑)

先日のS様邸のリフォーム現場の仕上げに使ってみたいというので
これ幸いと塗ってもらいました♪

ついでに弊社の床板サンプルに塗布してみました。



画像下部分がワックス塗布部分

上が何もしていない部分です。

やはり色の違いはよくわかりますね。
ツヤが出て、木の質感がよくなりました。
触った感触もべたべたもせず、さらりとしています。
ウレタン塗装のように、表面に膜を作っていないので、木の質感はそのままです。

そこに水を垂らしてみると、その効果は一目瞭然でした。

塗布部はしっかりと水をはじき、水が盛り上がっています。

塗っていない箇所は水が少し染みこむような感じです。





撥水の効果がよくわかりました。

ちなみにこのまま放置して２時間ほど現場に出て帰ってきてからみたら



塗布部は水はそのままでしたが
塗っていない箇所は、水が木に吸い込まれ、ほとんどなくなっていました。

次回の現場では、床面の仕上げにこれを塗ってみようと思っています（＾＾）