２部屋に繋がりを持たせて広く使う

N様邸リフォーム。
LDKと応接室（兼リビング）の２部屋と水廻りを主にリフォームさせていただきました。

以前はLDKと応接室の間仕切りは４枚建ての建具が入っておりました。


開けても両脇に建具が残るので、半分しか解放はされません。
建設当時は応接間だったと思うのですが
今ではリビングのように使っておられるとのことで
せっかくなら、つながりを持たせて広く感じるようにしたいと考えました。

見てわかるとおり、立派な柱と鴨居がありますし
床下と天井裏の調査の結果、柱を抜くわけにもいかない。
何より、こんなしっかりとした柱等を撤去するのはもったいない。

ということで、最大限解放できるように
柱と鴨居の外に枠を取り付けて、壁と柱の横に建具を設置しました。



解放すると右端に３枚の建具が納まります。



これで約2.7ｍの間口が解放して
見た目にも広く、そして繋がりを持って使えるようになりました。

床、天井、建具、全て杉材で統一したので見た目、色が揃って気持ちいいです。